不安は人としてあたりまえ

こんにちは、パパ~ンです。

 

今日は不安は人として当たり前の事という話です。

 

「え?強い人や、元気な人は不安を感じていないのじゃないの?」

「私なんか不安を感じてしまってダメだ」って思ってしまう人に是非読んで欲しいですね。

 

不安のメカニズムを知って、不安を感じる自分を否定せずに、受け入れてください。

むしろ不安を感じている方は、それは自分が前に進んでいる事の証明なので大丈夫です。

興味のある方は読み進めてください。

 

不安は人間の本能

不安と聞くと、どうしても否定的に感じてしまう人が多いのが普通なんですよね。

でも、不安の正体を知ると、不安こそ自分が変わるチャンスやタイミングと思えるようになります。

 

「え?そうなの?」

 

って思った人は、日頃から損してる可能性が高いです。

不安の正体を知って、不安を味方につけちゃいましょう!

 

ここで不安の正体について「ホメオスタシス」という脳の機能が影響しているということを知っていますか?

 

ホメオスタシス(恒常性)とは?

恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。

恒常性(ホメオスタシス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%92%E5%B8%B8%E6%80%A7

これだけ読むと、何のことだか良く分かりませんよね?

 

簡単に言うと、「人間の体にとって変化は命を危険にする可能性があるので、変化させないように現状維持をする機能」と思っていただければ大丈夫です。

 

これでもイメージしにくいので、よく言われるホメオスタシスのマイナス機能としては

  • 体重の減少を防ぐ
  • 変わる事への抵抗
  • 他人を受け入れることを拒否する

などの、自分の変化をさせないことで、生命を維持しようと働きます。

 

これは、大昔からの人間の命を守るための機能で

  • 体重の減少⇒そのまま痩せて死んでしまうことを防ぐ
  • 変化への抵抗⇒変わることで死んでしまうことを防ぐ
  • 他者との関係⇒新たな関係で死んでしまうことを防ぐ

といった、人間が進化してきた歴史の中で、変わらないことで種族を守るといった脳が持っている安全装置なんです。

 

よく言われる、進化=変化と考えた時に人間は進化する生き物。

変化を恐れては成長はないと言われていますが、みんなそんな人たちばかりだったらどう思いますか?

 

最悪、人間という種族が絶滅する可能性があったわけです。

それが不安の正体であり、脳が持つ安全機能なんです。

 

これは全人類が持つ機能なので、あなただけの問題ではありません。

これを自己否定して自信を無くしてしまうことはもったいないです。

 

不安は人間として当たり前といっている理由が、「ホメオスタシス」の機能であり脳の安全装置だからなんですね。

 

でも、現代で死ぬことなんて少なくない?

ここまで読んで気づいた方も居るかと思いますが。

 

そうなんです!「死ぬ可能性」って現代において非常に少ないんです。

 

  • お腹ペコペコで死ぬ
  • 住んでいる環境の変化で死ぬ
  • 日本の中で新しい人と出会って、病気やケガで死ぬ

 

この可能性って、今の日本で起きることはまずありません。

 

つまり、脳の歴史は何億年とありますが、現代社会の歴史が数百年といった

脳の歴史の「長さ」が違うことが、必要以上の不安や恐怖を作り出して、一歩も動けなくしている原因なんです。

 

この「ホメオスタシス」といった脳の機能を知り、人間の本能だと認め、新たな一歩を踏み出す練習を一緒にしましょう!

じゃー不安なんて感じない方が良い?

ここまで読んだ方なら、不安なんて必要ないじゃんって思いますよね?

でも、不安は人間にとって必要な機能なんです。

 

それは何故か?

 

 

不安という感情の裏には、期待やワクワクといったプラスの感情がセットで存在しているんです。

 

不安を感じない=期待もワクワクも感じない

 

って、不安を否定すると期待もワクワクもなくなってしまうんですね。

 

だから、期待やワクワクを手に入れるためにも、不安をうまく味方に付けちゃうんです。

 

どうやって味方に付けるのか?気になっちゃいますよね。

今から重要な事言いますよ!

不安を感じたら、これを乗り越えたらどんな楽しい事や新しい自分に出会えるのだろう!」って考えるんです。

なぜならば、不安の裏には、自分の知らない世界が待っているわけです。

 

知らない世界だから、不安に感じるんです。

 

逆に知らない世界を楽しんでやるんだ!って思えれば不安はむしろ、赤信号の次には青信号になるっていう皆さんご存知の法則しかないんです。(間違っても赤信号を渡ることを推奨しているわけではないですよ)

 

赤信号の時に悩んで考えて、それでも前に行くんだ!ってその一歩を踏み出したときに青信号に変わるんですよ!これすっごい不思議なんですけど、本当に起きちゃうから馬鹿に出来ない。

 

渡ってみて初めて気づくんですね。

こればっかりは経験しないとわかってもらえない表現かもしれません。

是非経験してください、経験した後には、今までにない新しい世界が広がっていますよ。

 

だから不安は感じてください、むしろ不安な時は、「ラッキー、ついてる」「新しい入り口に立ってるぞ!」ってね。

そして、不安を感じてその場に立ち尽くすのではなく、一歩を踏み出す勇気を不安から感じてください

不安はあたなに新たな環境のおとずれを教えてくれる機能なんです。

 

まとめ

  1. 不安は人間のもつ機能である「ホメオスタシス」が正体
  2. 不安は古くからの脳の機能なので、感じてあたりまえ
  3. むしろ現代では、その不安こそが新しい自分と出会う通知機能

 

これを知るだけでも、不安について自己否定をする必要が無いとわかってきたのではないでしょうか。

そう思えるようになれば色々な事が「きっとうまくいきます」

Follow me!