こんにちは、パパ~ン(@paparn883)です。
今回は、人の話を聞くことでしか得られない、信用について。
好きな人が出来た、部下の育成に悩んでる、子供の事を理解したい、すべての場面に使えます。
ぜひ、手を止めて、読んでいってください。
色々な場面で必要になる、聞く(聴く)技術。
- 相手の事を知りたい、理解したい
- 聞き出さずに、情報を入手したい
- 沈黙が苦痛に感じる
相手が言葉に出したことだけが『真実』
「こういうことでしょ?」と、相手の気持ちを先読みした発言をしたことありませんか?
いくら、相手の事を分かった気になっていても、相手の真意はわかりません
これに気付かず、相手が黙っているからと、先読みした発言をする。
先読みした発言をしてしまうと、相手は3パターンの行動をとります。
- 「ちがう!」と、反論してくるパターン
- 「そう」と、同意してくるパターン
- 「・・・」肯定とも否定とも取れない、沈黙パターン
この3パターンの中で、反論してくれる場合は、本音が出るのでマシです。
沈黙も、まだマシです。考えがまとまっていない、反論する理由が無い等、理由があるケースが殆どだからです。
一番最悪なのが、同意。
なぜ最悪か?と言うと
- 誘導尋問(ゆうどうじんもん)で同意してる
- 相手の意見に、のっかってるだけ
- そもそも、話をするのが面倒
- 大体(50%ぐらい?)、同意?
このように、自分の意見や、考えが無いまま、同意してるパターンが殆どです。
なぜ、そう思うか?
自分に置き換えて考えてみても『他人が、100%自分を代弁してくれた事はありません』
他人が言った言葉は、真実ではない(真実に近いだけ)を、自分が一番理解してるはずなんです。
そう考えると、『相手が、自分の言葉で話したこと以外、真実は無い』が分りますよね。
この考え方を逆に考えると、また違った視点が見えてきます。
自分が黙っている事で、相手が言葉に出して推測(先読みして話を)してくる。
つまり、その推測が、相手があなたの気持ちを理解している理解度であり、本音なんですね。
- 相手の事を知りたいときは、先読みした発言はダメ
- 相手が、自分の言葉で話した事だけが真実(本音)
- 相手の話を、聞くに徹すると見えてくる、本音がある
聞くに徹すると、『情報』がどんどん集まってくる
ちょっと呼び水を出して、黙って聞いていれば、相手はどんどん話をしてきます。
これは、話好きな人に多く見られる傾向で、後は聞いても居ないのに、色々と話をしてきてくれます。
情報を持っている人は、人に話したくてしょうがないケースが多く。
王様はロバの耳でもあったように、秘密や、人に言えない苦しみは、誰かに話したい欲求が人間にはあるのです。
まるで膨らんだ風船の様に、後は針で一刺し…これで情報がバンッって感じで流れてきます。
ぜひ、一度試してみてください。
何気ない会話を相手に投げかけて、後は黙って聞いている
そうする事で、労せず情報が集まってきますよ。
- 秘密や苦しみは、誰かに話したい欲求が、誰しも持っている
- 何気ない会話から、黙って聞くことで、情報がどんどん入ってくる
沈黙は、『宝』
私自身、話すことが好きなので、沈黙は苦手です。
しかし、今までの話のように、相手の事を理解したい、情報を収集したいと言った『利』がある場合は沈黙を使いこなします。
ここで言う、『利』はあくまで『利己』ではなく『利他』の場合です。
聞き手にまわるという事は、ある意味、自分の意見は沈黙させることです。
そして、沈黙し聞き手にまわる事で、話した相手は『自分の秘密を共有した』感覚を持ちます。
そうすると何が起きるか?
相手は親近感を持ってくれるんです。
つまり、信用してくれると言うこと。
自分に置き換えても、嫌な人に、積極的に話しませんよね?
逆に、積極的に話をしたくなる相手は、好感を持っていませんか?
そして、相手の話を、相手の言葉で聞く事で、相手を深く理解できます。
深く理解する事で、相手にとって安心、安らぎを与える事が出来るようになり、相手の為(利他)になります。
こうして、信用、信頼の輪を作っていくことで、周りがどんどん笑顔になっていきます。
すべての話を聞きてにまわり、沈黙する必要はありません。
相手にとって『利他』になると思える場合に、沈黙を使ってください。
沈黙を、間として使うことも、とても効果的です。
間のコツは、相手の話が終わったかな?から最低でも2呼吸程待つ
そうすると不思議なもので、相手はまだ自分の番かな?って感じで話をつないできます。
逆に切りたい場合は、語尾に「はい」などつけてください。
これで相手に「自分の会話は終わったよ」って伝える効果があります。
これで必要以上に、話さなくて良くなります。
『間』と『間の切り方』を練習すると、聞き出し上手になれます。
ちなみに本来の私は、聞き上手ではありません…が、聞き出し上手です。
つまり、本来の性格やキャラクターは関係ないということです。
『間』と『間の切り方』次第で、聞き出しは上手くなりますので、大丈夫です。
- 沈黙は、相手の話を促す効果がある
- 話をした相手は、話した量で親近感を持ってくれる
- 親近感は、信用につながる
- 間を使えるようになると、聞き出し上手になれる
最後に
どうでしたか?
相手の考えを、先読みしても意味がないこと。
相手が自分の言葉で話したこと以外は、真実ではないこと。
真実を知る為にも、聞く事の重要性がわかったのではないでしょうか。
- 真実を知る為には、聞く事が必要と分かった
- 聞き役に徹すれば、情報が入ってくることが分かった
- 間の使い方で、聞き出し上手になれることを知った