こんにちは、パパ~ン(@paparn883)です。
人を励ますことって、日常生活ですごく多くないですか?
家庭、学校、職場どこにでも人間関係がある以上、励まされたり励ましたり。
パパ~ン自身も思い返せば、
「色々な方から励ましをもらったな~。」
「お陰様だな~。」っと、感謝しかない『励ます』と言った行動。
これが技術として、自分でコントロールして使えるとしたらどうですか?
わくわくしてきません?
パパ~ンは最高じゃんって思いました(笑)
パパ~ンは、『会社の後輩育成で、伝える技術』無いかな~って思っている、そんな時に出会ったのが、今回紹介する本書
- 人をまとめる必要がある人
⇒部活のリーダー、職場のマネージャー、教育者
- 一人では実現困難に挑戦する人
⇒プロジェクトやイベントの企画者
- 悩んでいる大切な人を助けたい人
⇒大切な人がいるすべての人
目次
ペップトークって何?
ポジティブで短い言葉を使って、相手のやる気を引き出す『励ましの技術』なんです。
励ましに技術なんて要るの?
「がんばれ」「期待してる」「あなたなら出来る」よく聞く励ましの言葉。
でも、これって時と場合や、言われる人によって意味合いって違ってきませんか?
自分の頑張りを応援して、陰ながら支えてくれた人からの「あなたなら出来る」
あなたの事を何も知らない人が、表面上で言う「あなたなら出来る」
同じ言葉でも、意味合いが全然違いますよね。
『相手にとって、効果のある言葉をかける技術』がペップトークなんです。
それを知った時、パパ~ンは鳥肌が立ちました。
パパ~ンも今までの経験で、
- この人と一緒に仕事すると、楽しい
- この人と居ると、元気が出る
- この人と居ると、不思議と笑顔になる
こういった人たちに、出会ってきました。
そして、共通して言えるのが『モチベーションが下がる事を言わない人』だって気づいたんです。
「あなたの為を思って」と、あえて厳しい事を言う。
「本当は言いたくないけど」と、あえて嫌な事を言う。
でも、言われた側は「ありがとうございます!」なんて中々言えない。
それが言える人は、自分でモチベーションをあげられる人。
そんな人ばかりだったら、そもそもペップトークは産まれて無いと思う(笑)
だからこそ、『励ます技術』を理解する事が必要なんだな~って。
理解しても、何に使えるの?
大切な人や、周りにいる人を「元気づけたり」「笑顔にしたり」そんな時に使えます。
大切な人達が、つらい時、成長のために乗り越えなければならない時にも
『言葉で応援が出来る』素敵な技術です。
『あなたが居たから、頑張る事が出来た』という感謝。
『あなたが居るから、応援したかった』という貢献。
感謝と貢献のサイクルを回す事が出来るのが『励ましの技術=ペップトーク』
なんか、わくわくしてきませんか?
パパ~ンは、むしろ使ってみたくてしょうがないです(笑)
どうやってやるの?
本書の中では、4つのステップ『①受容 ⇒ ②承認 ⇒ ③行動 ⇒ ④激励』と言った流れで、励ます方法が説明/紹介されています。
- 受容 = 事実の受け入れ
- 承認 = とらえかた変換
- 行動 = して欲しい変換
- 激励 = 背中のひと押し
『たった1分で相手をやる気にさせる話術PEPTALK-ペップトーク-』より抜粋
- 今あるもので、ベストを尽くす事を考えて
- 物の見方を変えて、前向きにとらえたら
- うまくいくイメージを持って
- 大丈夫、出来る、頑張れって一歩を踏み出す
こういった流れを作り出すんです。(下でより詳しく書いています)
凄く簡単に言っていますが、これを『相手が望むタイミング』と『望む言葉』でかける。
なかなか、どうして・・・難しいもんだな(笑)
パパ~ンは日々精進だなって思って、楽しくなっちゃいました。
流れがイメージ出来れば、必ず手が届く、『思いは招く』です。
『思いは招く』と言う素敵な言葉は、植松努さんの言葉です。
全国各地での講演やモデルロケット教室を通じて、人の可能性を奪う言葉である「どうせ無理」を無くし、夢を諦めない事の大切さを伝える活動をしている方です。(動画時間/20分42秒)
モチベーションが上がってきました!(笑)
今あるもので、ベストを尽くす
パズルの欠けたピースを探してはいけない
『たった1分で相手をやる気にさせる話術PEPTALK-ペップトーク-』p126より抜粋
過去は、悔んでも変えられません。(でも、過去に意味を見出すことは可能です)
無いものを理由に、諦める事はすごくもったいないです。
それを本書では、パズルに例えています。
そして、すでに組みあがっている(手に入れている)物に気付く事の大切さを書いています。
『すでに自分が手にしているものを使って、何ができるか?』
『目の前の事に集中しよう』
『今やれるベストを尽くそう』
という、自分が、今出来る事に全力を出す!
それが自分にとって悔いが無く、良い結果が出ます。
是非、今出来る事に全力を出してください。
意外と、楽しくなってきます(笑)
物の見方を変えて、前向きにとらえる
コインに表裏があるように言葉を換える
『たった1分で相手をやる気にさせる話術PEPTALK-ペップトーク-』p118より抜粋
言葉や物事には『表裏一体ペップトーク -ひょうりいったい- 』が必ずあります。
本書では、ネガティブな言葉を、ポジティブな言葉に換える方法が沢山紹介されています。
パパ~ンが良く思うのは、『絶望と希望』がまさにコインの裏表だと思ってます。
そして、つらい時にはどうしても、絶望の面にばかり気を取られてしまう。
それを、『自分の成長につながる』、『この経験が自分の個性になる』そう考えられれば、希望に変わるのにって過去の自分を励ましたい。
そして実際、希望だった事に後になってから気付くんですよね。
自分を作ってる要素って、むしろ楽しいことや嬉しいことで出来てるのもそうだけど。
悲しみや、過去の心の傷があって、そこに楽しさ嬉しさが来るから今を目一杯楽しめる。
これが人間の深みになるんだろうなと、最近になって気付く訳ですよ(笑)
自分の内側に明かりを灯すだけで、それらすべてのコンプレックスや、今日の自分をつくり上げるためにできた傷は、その人の魅力を引き出す個性になる
喜多川泰さん著『君と会えたから・・・』p102より抜粋
物の見方をコインの裏表のように換えるって、とても大切だってことがわかりました。
そう思えたら、挑戦こそが自分を創るって思えて、わくわくが止まりません(笑)
うまくいくイメージを持つ
イメージの世界では、脳は肯定形と否定形を区別できない
『たった1分で相手をやる気にさせる話術PEPTALK-ペップトーク-』p135より抜粋
これは本当に、目からウロコ。
いかに周りの人を励ます時に否定形で話をしていたか・・・ごめんさいって感じです。
ここで、パパ~ンから1つ例題を
ピンクの象をイメージ
しないでください
これ、頭の中にピンクの象さんイメージしちゃいますよね?(笑)
ペップトークのセミナーに参加させていただいた時に日本ペップトーク普及協会 代表理事の岩崎 由純 (いわさき よしずみ) さんが出してくれた例題なんです。
これ思わず笑ってしまいました。
つまり、「ミスするなよ」「緊張するなよ」「無理するなよ」と励ましてるつもりが…
「ミス」「緊張」「無理」などが相手にイメージとして残るので、良い効果が出にくいんです。
本書では、これを『とらえ方変換』でポジティブなイメージが相手に残る手法が載っています。
これには、「なるほど、後輩育成や育児に使えるな!」って思わずニヤッってしたのはココだけの話(笑)
大丈夫、出来る、頑張れって一歩を踏み出す
もうここまで来たら、後はテイクオフ!って感じですよね。
あとは飛び立つだけ。
今まで「でも」「だって」を連発していた人も、『よし、やってみるか!』って気持ちになってます。
それが、ペップトークのすごいところ。
本書でも紹介のあった、アメフトの試合前のペップトーク。
どれだけ考えて、どれだけ言葉を凝縮したのかが思わず伝わってくる動画(動画時間/50秒)。
人に想い(熱量)を伝えるって、本当に素晴らしい。
魂が揺さぶられる経験を、『したい』し『させたい』と思えるほど熱い動画。
最後に
ペップトークは、仕事、交友関係、育児と『対人関係』すべてに良い効果が期待できる技術。
心理学者のアドラーはこう言っています。
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
『嫌われる勇気』p71より抜粋
つまり、すべての悩みに対しての特効薬になりえるってことですね。
凄いぞ『ペップトーク』、今後も引き続き学んでいこうと思います。
さらに本書には、『セルフペップトーク』で自分自身への応用も書かれています。
『自他共に励ませる、ペップトーク』、まるでゲームで言うところの魔法ですね(笑)
- 受容 ⇒ 今あるもので、ベストを尽くす事を考える
- 承認 ⇒ 物の見方を変えて、前向きにとらえる
- 激励 ⇒うまくいくイメージを持つ
- 行動 ⇒ 大丈夫、出来る、頑張れって一歩を踏み出す
興味のある方はぜひ、一読してみてください。
大丈夫、きっとうまくいく!