こんにちは、パパ~ンです。
調子はどうですか?
今回は、考えられることを全てしてみた、それでもどうすれば良いかわからない。
何をしても苦しみから抜けられない、そんな人に向けて書いています。
ぜひ、その心の苦しみを少しでも軽くなれば私も嬉しいです。
その苦しみをまずは肯定しよう
苦しんでいる人の話を聞いてみると
「こんなはずではなかった」
「自分が悪い」
「まだまだ頑張らないといけない」
といった自己否定や、すでに限界なのにまだ頑張らないといけないと苦しんでいる人が多いな~って感じる事が多々あります。
私のブログでいつも書いていますが、自己否定は苦しみを増やすだけで、何の解決にもなりません。
だってこう思いませんか?
- できない事を責めて、できるようになった経験ありますか?
- 自分がまだ未熟だからと自分を責めて、すぐ完璧にこなせるようになりましたか?
私は自分の経験上、自分を責めることから仕事も人間関係もうまくいった記憶はありません。
むしろ、自分を責めている時期はうまくいった試しがありません。
逆に、自分なりにうまくいってるな~って思う瞬間は
「できない事より、今できる事を精一杯やろう!」
「未熟なりに自分にできる事があるはずだ!」
と精神的に落ち込んだあとに、今自分にできるベストは何がある?と考えられるようになった状態で、物事に取り組んでようやく初めてうまくいった!と思うことが過去多々ありました。
その経験から私は、まずは落ち込むことや、自分を否定する事を悪いとは思っていません。
しかし、そのあとにどう考えどう行動するかが重要と考えています。
高く飛ぶためには、一度ひざを曲げて力を溜めますよね?
筋肉痛は、筋肉がちぎれることで痛みを起こします。
しかしそのあとに、次はちぎれないように太く修復するから筋肉はつくんです。
人間の本来持っている動作や体の機能で証明されているように何事にも前兆や準備が必要なんです。
だから、むしろ今の自己否定や、自己嫌悪を認めてください。
それがあって初めて、次は高く飛べるんです、強くなるんです。
それを否定し、高く飛びたいけど、ひざは曲げたくない。
筋肉痛は嫌だけど、筋肉はつけたい。
って聞いても、それは無理だな~って思いませんか?
だから、まずは苦しみを肯定してください。
これは次のステップに移るために必要な事なんだと、まずはそう割り切ってください。
今はそれで大丈夫です。
「そんな無責任なこと言わないでほしい」
「今苦しくてたまらないんだ!」
その気持ちは凄く分かります。
私も、自己否定や自己嫌悪している時はそう思うことが多々あります。
でも自信をもって言えます。
それはなぜか?
うまくいく様になったら、自己否定の時期があったから今があると思えるようになるからです。
うまくいっていない時期は、すべての物事が自分にとってマイナスに働いていると感じます。
だってそう感じるから自己否定や自己嫌悪をしているので、そう思って当たり前なんです。
実はマイナスを選択しているのはあなた
アドラーの心理学で有名な「嫌われる勇気」にも書いてありますが(参考までにamazonリンク)
”あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから”
『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』
岸見一郎/古賀史健(著)ダイヤモンド社P51より抜粋
この一文にもあるように、自己否定をすることで変わらない自分を肯定しようとしていることが苦しみを産んでしまっているんです。
だって、今のつらいところから抜け出したい、変わりたい!って思っているのに
自分では気づいていない心の奥底では、変わらない事を選択しているのでは、まるで方向が逆ですよね。
それは「つらくて、どうしてよいかわからない」ってなると思います。
私はそんな選択していない!って思う方も多々居るかと思います。
しかし、これは脳が持っている機能の一部で、変化をさせない事で命を危険から遠ざけるといった人間が本来持っている機能であり思考なので、ほぼ無意識に選択しているのが現実なんです。
その為、意識して自己否定や自己嫌悪をコントロールしないといつまでたっても抜け出せません。
そして、一番やっかいなのが、そのコントロールを誰も教えてくれない、自己流で学ぶことが必須なんです。
学校ではそんなこと教えてくれませんからね、知らなくて当たり前。
むしろ私の経験上
- 弱音=甘い
- 今がつらい=先輩はみんな通ってきた
- おかしいと発言する=発言した方がおかしい
といった根性論的な考え方が広く根付いており。
心のコントロールといった技術を教えてくれる人はまずいません。
それも、あなたのつらい時期が続く要因となっています。
なんか余計つらくなってきましたか?
ちょっと待ってください、逆にこう思いませんか?
「じゃー逆に意識的にマイナスを選択する事を辞めたらどうなるんだろう?」
無意識にマイナスを選択しているのであれば、意識的にマイナスを選択しない。
これ凄い有効な方法なんです!って言うかむしろほぼ正解です!
無意識の自己否定や自己嫌悪に打ち勝つ方法としてかなり有効です。
笑うから楽しい
人間の思考や行動は凄く関係していて、自己否定している状態ではマイナスなので、マイナスの結果が出てしまいます。
逆に自己肯定できていると、プラスの状態なので、不思議と結果もプラスになることが多いです。
そう思ったら、なんとしてでも自己肯定していきたいですよね。
これは、良く言われる事ですが
「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」といった、行動が心を変えるアプローチと一緒なんです。
(このへんは私のブログの『思考のストレッチ』の項目を読んで下さい)
なので、無意識的に選択している自己否定や自己嫌悪をまずは、意識して認めてください。
- 「あ~私また無意識で、ネガティブな事考えてるな~」
- 「でもこれは必要な事だから、まずは大丈夫」
- 「落ち込むだけ落ち込んだら、あとは上がるだけだ!」
- 「だから今は辛いけど、この気持ちに向き合おう!」
って感じで意識して思考を整理する事を繰り返ししてみて下さい。
ただし、1点だけ注意があります。
自分の心と向き合うことは凄く疲れます。
だって無意識でやっていたことを意識するんです。
車の運転や自転車の運転を、今意識して操作してみてください。
すっごい面倒だし、疲れます(笑)
人間はどうしても無意識でエネルギーを節約するようにできているんです。
だから、意識する事はめちゃくちゃ疲れます。
だから、疲れて、考えるのがつらくなってきたら、休んでください。
むしろ、休む時は一切考えない。
好きな事をするか、掃除の様な単純作業に集中してください。
目の前の事に集中する事は、気分転換にとても有効です。
私は良くペットの世話をしたり、一人で近所を景色をみたりして散歩をしたりします。
単純作業や、近所をただ見るとかオススメです。
それでエネルギーを回復したら、また自分の心と向き合ってください。
そうする事で、不思議と前はつらかったことが軽くなってると思います。
そもそも、エネルギーが不足状態=疲れ切ってる状態なので、エネルギーが充電されるだけでも改善は見込めます。
まとめ
- 自己否定している自分をまずは認める
- 自己否定している自分を選択しているのはあなた自身
- 無意識に選択している自己否定を、意識して自己肯定に切り替える
- 意識する事は凄く疲れるので、休憩しながら自分のペースで意識する
- 休憩には、単純作業に集中する事がオススメ
少しでもみなさんの心の負担が軽くなれば、私にとってこれほどうれしい事はありません。
一緒になって自分らしくを追及していきましょう「きっとうまくいきますよ」!