こんにちは、パパ~ン(@paparn883)です。
人の話より、自分の話を聞いてほしい。
人間だれしも、こんな欲求ありませんか?
それでも、自分の話をする為にも、まずは人の話を聞いた方が、メリットがあるんです。
自分の話を全面に押し出すことは、ムダなエネルギーばかり使って損をします。
- 人に話を聞いてほしい
- 自分の意見を言いたい
- 交渉上手になりたい
こんな願望がある人は、ぜひ、今回の記事を読んでみてください。
人の話を聞く事の楽しさがわかって、とても得した気分になりますよ。
『話を聞く』ことのメリット
他人の話を聞くことのメリットを、思いつくところで書いてみました。
- 話の内容が、理解できる。
- 相手の気持ちが、解る
- どうすれば良いか、方向性を考えられる
まずはこんな感じでしょうか。
でも、これ以外に私が実感している、効果は
- 相手のエネルギーを、出し切らせる
- 相手が話し切ったので、間が出来る
この2つが、相手の話を聞く一番のメリットです。
話切って疲れた相手は、反論する元気もありません。
話を聞いた事で、「返報性の原理」も適用でき、相手は話を聞こうと思ってくれます。
【返報性の原理(へんぽうせいのげんり)は、人間の持つ心理のひとつ】
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱く
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
つまり、自分の話を聞いてもらえる土俵を作ることが、聞く事なんです。
しかも、自分は話していないので、エネルギーを消費していません。
聞く事は、後手のように見えて、実はエネルギー満タンで反撃体制を整えている事と一緒なんです。
これが、聞くということの素晴らしさなんです。
相手の話を聞く事は、
- 相手のエネルギーを消費させる
- 相手に、自分の話を聞いても良いかなと思ってもらえる
- 自分はエネルギー満タンで、相手を料理できる
聞く事でしか使えない、『魔法の言葉』がある
しかも、相手の話を聞くことでしか使えない、魔法の言葉があるんです。
- 今の話を聞いて、思ったのですが「○○○」ですよね。
- あなたが言った様に「○○○」ですよね。
と、相手のエネルギーをそのまま利用させてもらう様に話をつなげてしまうんです。
これは、かなり効果あります。
相手も、自分の言葉を使われるので、否定できないところが、このフレーズの巧さです。
特に多人数の場合は、目上の方や、パワーバランスが強い人の言葉を借りると、特に効果が高く、周りは妙に納得してくれます。
武道で言う「柔よく剛を制す」的な考え方ですね。
これも、自分のエネルギーは必要最低限なので、まだまだ余力を残せます。
相手の話を聞く事で使える魔法は、
- 相手のエネルギーを利用する、カウンターが使える
- 相手の言葉を使うので、否定されにくい
- 自分のエネルギー使用は、最少ですむ
『聞く事は、聞き出す事』と見つけたり
「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」みたいですが(笑)
聞き手にだけ使えるテクニックとして
- うんうん、それでどうなったの?
- それって、つまりこういうこと?
促す(うながす)事と、要約し相手の真意を探る事は、聞き手にしか出来ません。
なぜなら、話し手ではどうしても、攻めの言葉になるため、相手は同調こそすれ、反論は出来ません。
先ほどの聞き手のテクニックを、話す観点に置き換えてみると
- 自分「それから、これがこうなってさ~」相手「そうなんだ~」
- 自分「これって、こう思うよね?」相手「そうですね」
よくある風景じゃありませんか?
私は会社で、上司と部下でよく見る光景です(笑)
つまり、話を聞くからこそ、相手が話してくれるんですね。
説得ではなく、交渉にレベルアップできるのは、『聞く』ことだけなんです。
交渉できるという事は、自分の利益を取りに行けるということ。
今までいくら話しても、誰も言う事を聞いてくれない。
そう感じた事がある人は、ぜひ一度聞く事に徹してみてください。
新しい扉が開きますよ。
最後に
聞く事が、いかに効果が高いか、感じていただく事が出来たのではないでしょうか。
もちろん、これ以外にも
- 信頼を得られる
- 必要以上に話さない事で、自分の交渉のカードを増やせる
- 聞きながら、間(沈黙)を使う事で、より相手に話をさせる
など、まだまだ聞く事には、すごい力が秘められています。
今回の記事に書ききれなかった、聞くことのメリットは、何回かに分けて記事として上げていく予定です。楽しみにしていてください。
- 自分の話を聞いてもらうには、まずは相手の話を聞こうと思えた
- 相手の言葉を引き継ぐことで、最小の力で、最大の効果が得られることを知った
- 聞く事をレベルアップ出来れば、交渉上手になれる可能性を発見した
あなたの、自分らしくに、少しでもお役にたてれば幸いです。